
屈曲型腰痛とは?関係する筋と注意すべき疾患
- 上村 拓矢

- 9月19日
- 読了時間: 1分

屈曲型腰痛とは、前かがみや座位など、腰を屈曲させる動作で痛みが出るタイプの腰痛を指します。このタイプでは、殿筋(大殿筋・中殿筋)やハムストリングス(もも裏の筋肉)といった筋肉が関係していることが多く、これらが短縮または過緊張していると骨盤の動きが制限され、腰椎に過度な屈曲ストレスが加わる原因となります。
また、屈曲動作によって悪化する代表的な疾患として、腰椎椎間板ヘルニアが挙げられます。前かがみになることで椎間板内圧が高まり、髄核が後方に突出しやすくなるため、神経根を圧迫して坐骨神経痛や下肢のしびれを誘発する可能性があります。
日常的に座る時間が長い方や、前屈姿勢の多い作業をしている方は、このような屈曲型腰痛に注意が必要です。適切なストレッチや筋力バランスの調整が予防につながります。




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