
扁平足ってそもそもなに?
- 上村 拓矢

- 10月2日
- 読了時間: 1分

扁平足(へんぺいそく)とは、足の裏にある「土踏まず(アーチ)」がなくなり、足の裏全体が地面にぴったりついてしまう状態のことをいいます。本来、土踏まずにはアーチ状の構造があり、歩行時の衝撃を吸収し、体のバランスを保つ大切な役割を果たしています。
ところが、このアーチが崩れてしまうと、衝撃をうまく吸収できず、足が疲れやすくなったり、足裏やふくらはぎに痛みが出たりすることがあります。さらに、膝や腰にも負担がかかり、姿勢や歩き方にも影響を与えることがあります。
扁平足の原因には、先天的(生まれつきの足の構造や遺伝)なものと、後天的(生活習慣や加齢など)なものがあります。特に現代では、運動不足や長時間の立ち仕事、筋力の低下、体重増加などによって、後から扁平足になる人も増えています。
最近足の疲れやすさを感じる、靴底の減り方が偏っている、という方は、一度自分の足をチェックしてみるとよいかもしれません。必要に応じて、整形外科で診てもらったり、インソールを使ったり、足裏の筋トレを取り入れることで、症状の改善が期待できます。




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