
実は腰に負担が大きい!?座り姿勢!
- 上村 拓矢

- 9月22日
- 読了時間: 2分

「立っているより座っているほうが楽」と感じる方は多いと思いますが、実は座っているときの方が腰に大きな負担がかかっていることをご存じでしょうか?
私たちの腰には「腰椎(ようつい)」という背骨の一部があり、座る姿勢ではこの腰椎にかかる圧力が増えやすいのです。特に、背中を丸めた“猫背”のような座り方は、腰への負担をさらに大きくします。ある研究では、立っているときと比べて、座っているときの椎間板(ついかんばん)にかかる圧力は約1.4倍、猫背の姿勢では約1.8倍にもなると報告されています。
なぜこうなるのでしょうか?座っているときは骨盤が後ろに傾きやすく、腰の自然なカーブが失われてしまいます。また、立っているときより腹筋や背筋のサポートが減り、腰にかかる負担が集中してしまうのです。
腰痛を防ぐには、椅子に深く腰掛け、骨盤を立てた姿勢を意識しましょう。背もたれやクッションを活用し、長時間同じ姿勢にならないよう、1時間に1回は立ち上がって体を動かすことも大切です。
「座っているから安心」と思わず、腰にやさしい座り方を日常から心がけてみてくださいね。




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